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メモとネタバレ

No.32

#百年にも満たない話
ふせったーから移植してきた感想。


初めてのケダモノオペラ!うわ~~~ありがたかった……沢山が……。
そっかケダモノだから人の一生を見届けるのは容易いものなんだなぁ……って時の流れを凄まじい速度で感じつつも後々噛みしめてしまったなぁ。
最期を見届けるっていうの好き~~~だから、寄り添ってしまったな。ありがてぇ……。
百年にも満たない話っていうタイトルも大変好きだな……。
人の一生って百年にも満たないんだなぁ~って思うし、ケダモノにとっては瞬きするように一瞬だから「百年にも満たない」ってまるで満足してないみたいな言い方が。

舞台に上げさせてもらったケダモノはメルカバ!名前はクレイドル。権能は慈愛。
大昔に一国の守り手だったモノが人の感情や魂をどんどん吸収して統合していく間にケダモノになった……ってやつ。
魂が統合された集合体なので、クレイドルはクレイドルたちであり、クレイドルたちはクレイドルである。
自分以外が滅びた国の亡骸で静かに沈んで暮らしている…ので、守るべき人々に飢えているケダモノ。

そんな感じのケダモノなので、シルヴァへの庇護欲は強めなのかな~という感じで接していた。
一番最初、お母さんに置いてけぼりにされていたから、このまま森に棲んでしまえば?と進言しようとしたけども、国を守るべきモノだったクレイドル視点で考えて、この子もいつか国を守るモノになるのかな~と思ったら、その先が見てみたくなったりはした…んだろうなぁ。
それと同時にいつかの終わりにその魂を庇護したい(自分に統合したい)と思ったので、かなりグイグイお願いはありますか?と聞いていたな。押しが強い。

メルカバがそもそも戦闘兵器的なモノなので、お願いの叶え方はとにかく武力!武力!武力!という感じだった。
たまに遺物たちに通信して情報を教えて貰うみたいなのもしていたけども!
建物を壊しましたの予言をウキウキと取っていったりした。
シルヴァになんかあったら国をぶっ壊してもいいしね!!物騒。

そんな感じだったからドッタンバッタン!で締まるかな~と思いつつ進んでいたけども、自らの乗り手が入るべきハッチをあけてシルヴァを迎え入れ、棺桶に眠らせるようにその最期を見届けるようなラストとなりました。
見届けると言いつつもその魂を頂くことが目的の一つでもあるからその辺は図太い。
クレイドル自身が今までの乗り手の子供たちの意識集合体のみたいなものだから、シルヴァの魂もここに統合されていくんだろうなぁ~と思います。
火の中に飛び込んで体はだいぶ滅茶苦茶になったけども、泥で作られた人形だから、時間をかけてまた元の形に戻っていく。
また歩き出す時にはシルヴァの魂と共に歩みを進めるんだ~~。
やっぱ死って永遠なものなんだ。呪い的で好き。

乗り手たちが若い子供たちであることが多かったので、「クレイドル=揺り籠」という意味の名前を持っているケダモノだったので、最後はシルヴァが安心して眠れる揺り籠として幕を引けたのでよかったな~~ってしみしみしている。
あとケダモノだけども食べたいという欲というよりは、最期まで見届けてその魂をケダモノの体に保持する(意識統合する)っていうのが目的……なのかな~と思った。
人の持つ感情が愛しい、その生きざまが愛しい、すべてが愛しい、だから共にありましょう、守るべき者といつまでも一緒にいましょう……みたいな。
現在のその在り方は歪んでいても、元々の在り方通りに人を守るメルカバなんだな~と、そう思ったりなんだり!

途中バタバタしつつも、ラストはなんかしっかり締めたくなっちゃうのはなんか、癖だな~~って思う。
うわ~~よかったなぁ……シルヴァはこれからもクレイドルたちと一緒に生きていこうね。
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ケダモノオペラ

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